ブラックジャックには攻略法が存在する

麻雀は実力次第で勝つことができるゲームですが、確かな攻略法というのは存在しません。
相対的な実力差によって勝率の差が生まれるため、お互いに最善手を取り続けるとなれば完全に運の勝負ということになります。
全ての面子が最善手を取り続けたとするならば、勝率は全員二割五分に収束をするということになるのです。
実際には麻雀で常に最善手を選び続けるというのは難しく、完全に解析されていない部分が多いのでできる限り最善手に近い手を選び続けることができる人が勝者となりうるゲームです。
攻略法があるとするならば、誰よりも多く最善手を選び逆に不利になる手を打たなければ勝つことができるということになります。

麻雀には攻略法はありませんが、この世の中で例外的に攻略法が発見されたゲームとして有名なものにブラックジャックがあります。
ブラックジャックはディーラーと勝負をして、配られたカードの合計が21に近いほうが勝ちという至ってシンプルなゲームなのですが、ゲームの仕組み的に有利不利がはっきりわかる局面が存在するため、それを見極めることができれば勝つことができるようになっています。

ブラックジャックは元々還元率が高いので普通に遊んでいても勝ちやすいゲームなのですが、それに加えて技術を介入できる要素があります。
一度場に出たカードは戻さずに次のカードが配られる仕組みになっているため、場に出たカードの枚数を数えておけば山の残りがわかります。
山の残りによってディーラーが有利になるのか、プレーヤーが有利になるのかが変わってきますから枚数を数えてプレーヤーに有利なときだけ勝負をすれば勝てるということになるのです。
ただし、これを正確に行うのは難しく更に近年はカジノ側で対策をとられるようになったので、容易にできる攻略法ではなくなっています。